ナイキの厚底「アルファフライ」からキプチョゲ選手の偉業を称えた新色登場、規定タイムをクリアしたランナーに先行販売

エリウド?キプチョゲ選手

Image by: NIKE

　「ナイキ（NIKE）」が、エリウド?キプチョゲ（Eliud Kipchoge）選手がフルマラソンのタイムで2時間を切った偉業から1周年を祝して厚底ランニングシューズ「エアズームアルファフライネクスト％（以下、アルファフライ）」の新色を発表した。10月31日にNRC?アプリで10km以上のランニングの平均ペースが規定タイム内のランナーを対象に先行販売を行い、11月下旬に一般販売する。

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ナイキの厚底論争に終止符？話題の新作シューズ「アルファフライ」は何がすごいのか＜NY発表会レポート＞

SPORTS大解剖

　ナイキはフルマラソンのタイム2時間切りに挑戦するプロジェクト「Breaking2」を2016年11月に発表。アスリートや科学者、デザイナーが一丸となって取り組み、2019年10月のレースでキプチョゲ選手がアルファルフライの試作品を着用し、1時間59分40秒を記録した。非公式レースながらも人類初のフルマラソン2時間切りとなった。

　アルファフライの新色はキプチョゲ選手が2時間切りを達成したレースで着用していた試作品と同じカラーリングを採用。左足のヒールには記録タイムの「1:59:40」、右足のヒールにはキプチョゲ選手のイニシャル「EK」の文字をあしらった。

　NRC?アプリの先行販売は、キプチョゲ選手がよく口にする言葉の「No?human?is?limited（私たちに限界はない）」から着想して実施。10月12日9時から25日23時59分までの期間中に10km以上のランニングで、男性は1kmを4分30秒未満、女性は1kmを5分54秒未満の平均ペースを記録したランナーに先行販売参加権が与えられる。なお、同タイムを記録したランナーの中から抽選で3人にアルファフライの新色、30人にキプチョゲ選手の偉業を称えたTシャツが特典として配布される。