ADVERTISING

ミスター?ジェントルマン、オオスミタケシと吉井雄一の2人が手掛けた最後のコレクション発表

 「ミスター?ジェントルマン(MISTERGENTLEMAN)」が3月17日、生前のオオスミタケシ氏と吉井雄一氏がともにデザインした最後のコレクションを発表した。関わりの深い人々を招いてランウェイショーを開催し、その模様をライブ配信。終了後に献花式が行われた。

 オオスミ氏は、1月24日に入院していた病院で敗血症のため47歳という若さで死去。亡くなる直前まで、病室でミスター?ジェントルマンの最新コレクションの製作を進めていたという。吉井氏は今回、2人でデザインを手掛けたコレクションに、オオスミ氏にまつわるアイテムをプラスし、ランウェイで披露した。

ADVERTISING

 2021年秋冬コレクションは、ミスター?ジェントルマンならではのクリーンなアイテムやレイヤードスタイルをベースとしながら、メッセージ性の強さが特徴。人類か?直面している危機や不安を超えた先にあるへ?き愛と平和を願う「FREE YOUR MIND」「Love is love」といった様々なキーワート?を、ク?ラフィックに落とし込んだという。

 カラーはヘ?ーシ?ュやモスク?リーンを基調に、BGMに起用した曲の歌詞に登場するウィステリア(藤色)やパープルを差し込み、ムートン、ボア、ダウン、エコファーといったボリューム素材を効果的にミックス。ポンポン付きのニット、レッグカバー、ベルトバッグ、新聞柄のストールといったアクセサリー感覚のアイテムがアクセントになった。また、フ?ラント?初となる「Gショック(G-SHOCK)」とのコラホ?レーションを発表。異なるジャンルの曲をマッシュアップするように、臆せず自由な感覚でファッションを楽しむスタイルが提案された。

 カモフラージュ柄は、オオスミ氏が手掛けていた「フェノメノン(PHENOMENON)」のオリジナル「レモンツリーカモ」と「フ?ルータイカ?ーカモ」の復刻。MA-1のアームカバーや後半に登場したシャツワンピースのレイヤードスタイルなど、フェノメノンを代表するコレクションである2010年のデビューショーを彷彿とさせるルックも登場している。

 ショーが終わると会場が暗転し、ランウェイの前方にオオスミ氏の写真と献花台が用意された。オオスミ氏がBig-Oの名で参加した大沢伸一率いるモンド?グロッソ(MONDO GROSSO)の楽曲で、大沢氏自身がこの日の為にアレンジした「ONE TEMPERATURE」が流れる中、来場客が一人一人、白い薔薇を手向けて追悼した。

ショーの後のランウェイで行われたオオスミタケシ氏を追悼する献花式

MISTERGENTLEMAN 2021年秋冬

全ルックを見る

MISTERGENTLEMAN 2021年秋冬コレクション

2021 AUTUMN WINTERファッションショー

最終更新日:

1
 ミスター?ジェントルマン 2021年秋冬コレクション

ミスター?ジェントルマン 2021年秋冬コレクション

Image by: FASHIONSNAP

2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21

ADVERTISING

現在の人気記事

NEWS LETTERニュースレター

人気のお買いモノ記事

公式SNSアカウント