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竹の繊維を使ったブランド「テイクス」がデビュー 健康やサステナビリティにも着目

「テイクス」ヴィジュアル

「テイクス」のコレクションビジュアル

Image by: takes.

「テイクス」ヴィジュアル

「テイクス」のコレクションビジュアル

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竹の繊維を使ったブランド「テイクス」がデビュー 健康やサステナビリティにも着目

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 テイクスが、竹を使った素材の新ブランド「テイクス(takes.)」を2021-22年秋冬にスタートした。8月からロンハーマン(Ron Herman)各店舗で先行販売を開始しており、9月22日には公式オンラインストアをオープンする。ブランド名は「竹」の複数形であり、「服用する(take medicine)」から着想を得た造語だ。

 「テイクス」は「竹を使った素材で人々を健康に」という思いで、吸水性?吸湿性?保温性に優れている竹繊維のTAKEFU(竹布)を用いたファションアイテムを提案する。TAKEFUは相田雅彦が開発した竹のみをレーヨン化した世界唯一の竹100%のテキスタイル。消臭性や抗菌性も期待でき、竹の医療用ガーゼは一般のコットン製のガーゼよりも、傷の治りが早いという実験結果も出ている。

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 テイクスは同繊維とオーガニックコットンを独自で紡績し、オリジナル生地を開発。柔らかい着心地と、サステナビリティに配慮していることも魅力だ。アイテムは糸まで全て天然繊維にこだわり、品質表示は環境に配慮したインクで印字しているため最終的には土に還る。

「テイクス」のコレクションビジュアル

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「テイクス」ビジュアル
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 アイテムはエイジレスでジェンダーレスのベーシックカットソーで、半袖Tシャツ8000?9000円、長袖Tシャツ9500?10500円、ワンピース16000円など。1枚でも、インナーとしても着用できる。

 テイクスは、セレクトショップのシンゾーン(Shinzone)の創業者である染谷裕之氏が代表を務め、クリエイティブ?ディレクションはウィメンズブランド「メヤメ(MEYAME)」を手掛ける染谷裕亮と染谷めぐみが担当している。

「テイクス」展示会の様子
テイクスの染谷裕亮クリエイティブ?ディレクターと染谷裕之代表取締役
「テイクス」展示会の様子
「テイクス」展示会の様子

「テイクス」の紙製パッケージ

Image by: FASHIONSNAP

 染谷代表は「19年2月にTAKEFUを生み出した相田さんに出会い、『竹のガーゼを作って、痛みに苦しんでいる人々を助けたい』という開発の思いに感銘を受けた。『ファッションとしてもTAKEFUを広めていきたい』と提案をいただき、2年の開発期間をかけて販売することができた。優れた素材であるため、あらゆるアイテムへの可能性を秘めており、カットソーのみならず、スウェットやセーターなどにも商品の幅を広げていく。今後は世界中の老若男女の方々に届けるため、海外への展開も視野に入れたい」と話す。

ファッションジャーナリスト

大杉真心

Mami Osugi

文化女子大学(現文化学園大学)でファッションジャーナリズムを専攻、ニューヨーク州立ファッション工科大学(FIT)でファッションデザインを学ぶ。「WWD JAPAN」記者として海外コレクション、デザイナーズブランド、バッグ&シューズの取材を担当。2019年、フェムテック分野を開拓し、ブランドや起業家を取材。2021年8月に独立後、ファッションとフェムテックを軸に執筆、編集、企画に携わる。2022年4月より文化学園大学非常勤講師。

最終更新日:

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