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「ファッションにもうトレンドはない」キコ?コスタディノフが文化服装学院で特別講義

キコ?コスタディノフ、ディアナ?ファニング、ローラ?ファニング

Image by: FASHIONSNAP

キコ?コスタディノフ、ディアナ?ファニング、ローラ?ファニング

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「ファッションにもうトレンドはない」キコ?コスタディノフが文化服装学院で特別講義

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講義を終えた率直な感想は?

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キコ:とても楽しかったです。普段講義をすることがないので、僕たちも緊張していました。目的は僕たちがただ話すだけでなく、学生と繋がることだったのでたくさん質問をしてくれて良かったです。

ディアナ:質問のいくつかは私が学生のときに抱えていた疑問と似ていたのでとても興味深かったです。卒業後すぐに自分のブランドを立ち上げるべきか、一度就職して経験を積むべきかは私も悩んでいましたし。

悩みに関する質問が多かったですね。

キコ:学生はあまり深刻にならなくてもいいと思いますけどね。

ローラ:もちろん私たちもいまだに不安になることがあります。世界中で素材の価格が上ったり、ファッションにとってとても難しい時期だと思うので、そういった質問が多かったのかもしれませんね。

講義では「好きなことを見つめ直すことが大事」と何度も話されていましたが、それぞれ好きなことを教えてください?

キコ:新しい刺激が好きです。なので、旅行して色々な物を見ることも、こういった図書館でリサーチをすることも好きです。夏はここで4時間程度リサーチをしていて、新しい人に会ったり刺激を貰いました。

ディアナ:私はヴィンテージのリファレンスを探しているときが夢中になれて好きです。今はオブジェクトについて調べることが気に入っています。

ローラ:旅をすること好きで、常に自分の視線を新鮮に保ってくれるものだと思っています。

2018年のインタビューで、デザイナーを目指す人に一言で「やめておいた方がいい。想像以上にハードワークだから(笑)」と答えていました。今もその言葉は変わりませんか?

キコ:はい、変わらないですね(笑)。

ディアナ:インディペンデントにやるとしたら、常にやるべきことがあって、自由な時間はないでしょう。まあ、私たちが言っていることは全ての人に関わることではありませんし、決めるのは自分自身です。

キコ:今回の講義は教育をするためではなく、彼らが各々好きな部分を切り取ってもらえれば良いです。私たちは彼らの決定に何の責任も取れません。何人かは僕たちの発言に賛成したかもしれないけれど、一方で反対した人もいるでしょう。それはとても良いことで、なぜならファッションにはいくつもの視点があるべきだと考えているからです。

キコが文化学園の図書館で一番気に入っているというアーカイヴ雑誌コーナー

最終更新日:

12

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