ADVERTISING

国内アパレル関連大手23年7月度、猛暑で夏物衣料好調 良品計画の衣類カテゴリーは4ヶ月ぶり増収

国内アパレル関連大手7月度実績
国内アパレル関連大手7月度実績

国内アパレル関連大手23年7月度、猛暑で夏物衣料好調 良品計画の衣類カテゴリーは4ヶ月ぶり増収

国内アパレル関連大手7月度実績

 国内アパレル関連大手各社が7月度の既存店売上高を発表した。ファーストリテイリングの国内ユニクロ事業や良品計画、アダストリア、ユナイテッドアローズなどの多くの企業では気温上昇と猛暑日の増加に伴い夏物衣料が動き、前年同月比で増収となった。特に良品計画では、衣類?雑貨カテゴリーで同13.3%増と、3月以来4ヶ月ぶりに昨年実績を上回った。

 良品計画の7月度実績は、直営既存店とオンラインストアを合わせた売上高が同8.1%増と、6月度に続き2ヶ月連続で前年同月実績を超えた。衣類?雑貨カテゴリーでは、綿とポリエステルを用いて速乾性を持たせた「乾きやすいシリーズ」や風通しの良さを追求した「風を通すシリーズ」のほか、紳士?婦人用インナーなどが好調で売上を牽引した。7月と同様に厳しい暑さが予想される8月には「アイテム自体の涼しさはそのままに、色味をやや秋らしく仕上げた端境期向け商材の伸びに期待している」(良品計画広報担当者)。

ADVERTISING

 アダストリアでは既存店売上高が同19.3%増と、特に大きく伸長した。「グローバルワーク(GLOBAL WORK)」や「ニコアンド(niko and ...)」、「ローリーズファーム(LOWRYS FARM)」といった基幹ブランドが好調だった。しまむらは既存店売上高が同2.1%増と比較的控えめな伸長率だったものの、夏物衣料やインナーのほか、水着や浴衣などが動いた。

■2023年7月度 各社実績(すべて既存店ベース/前年同月比)

国内ユニクロ事業(既存店+Eコマース)
売上高:108.7%
客数:98.0%
客単価:110.9%

しまむら
売上高:102.1%
客数:97.7%
客単価:104.3%

良品計画(直営既存店+オンラインストア)
売上高:108.1%
客数:96.7%
客単価:111.9%

アダストリア
売上高:119.3%
客数:110.7%
客単価:107.7%

ユナイテッドアローズ(小売+ネット通販 既存店)
売上高:115.2%
客数:108.4%
客単価:106.8%

ワークマン
売上高:108.2%
客数:101.4%
客単価:106.7%

バロックジャパンリミテッド
売上高:108.5%
客数:105.2%
客単価:103.2%

最終更新日:

ADVERTISING

RELATED ARTICLE

関連記事

現在の人気記事

NEWS LETTERニュースレター

人気のお買いモノ記事

公式SNSアカウント