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国内アパレル関連大手23年8月度、7月に引き続き夏物衣料好調 国内ユニクロは客数減

国内アパレル関連大手8月度実績
国内アパレル関連大手8月度実績

国内アパレル関連大手23年8月度、7月に引き続き夏物衣料好調 国内ユニクロは客数減

国内アパレル関連大手8月度実績

 国内アパレル関連大手各社が8月度の既存店売上高を発表した。ファーストリテイリングの国内ユニクロ事業や良品計画、アダストリア、ユナイテッドアローズなどの多くの企業では月を通して気温が高く推移したことで夏物衣料が好調で、前年同月比で増収となった。特に良品計画では、衣類?雑貨カテゴリーが同23.6%増と、食品カテゴリーの同2.2%増、生活雑貨カテゴリーの同0.8%減と比べ大幅に数字を伸ばし売上を牽引した。

 良品計画の全カテゴリーの8月度実績は、直営既存店とオンラインストアを合わせた売上高が同6.4%増と、6月、7月度に続き3ヶ月連続で前年同月実績を超えた。「衣類?雑貨カテゴリーでは、風通しの良さを追求した『風を通すシリーズ』のほか、季節の変わり目にあわせて投入した端境期向け商材の売れ行きが良かった」(良品計画広報担当者)。

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 ファーストリテイリングの国内ユニクロ事業は、ボトムスやニットなどが好調で売上は同7.1%増だったものの、客数は同1.4%減。期初からの累計で見ると客数は前期比3.1%減の着地となっている。一方で、「感動ジャケット」など一部商品を値上げしたこともあり売上?客単価は前期から増加した。しまむらでは婦人ティーンズ?ヤング向けのトレンド商品のほか、7月度に引き続き水着や浴衣などが動き、前年同月比12%増と売上を伸ばした。

■2023年8月度 各社実績(すべて既存店ベース/前年同月比)

国内ユニクロ事業(既存店+Eコマース)
売上高:107.1%
客数:98.6%
客単価:108.7%

しまむら
売上高:112.0%
客数:105.1%
客単価:106.2%

良品計画(直営既存店+オンラインストア)
売上高:106.4%
客数:95.0%
客単価:112.1%

アダストリア
売上高:111.2%
客数:103.8%
客単価:107.1%

ユナイテッドアローズ(小売+ネット通販 既存店)
売上高:103.7%
客数:88.2%
客単価:117.6%

ワークマン
売上高:103.9%
客数:97.9%
客単価:106.2%

バロックジャパンリミテッド
売上高:110.5%
客数:107.8%
客単価:102.5%

最終更新日:

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