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リシュモンがビューティの専門部門を新設 フレグランス事業拡大が目的

リシュモンがビューティの専門部門を新設 フレグランス事業拡大が目的

 リシュモン(Richemont)グループが、フレグランスとビューティの専門部門「ラボラトワール?ドゥ?オート?パルファムリー?エ?ボーテ」を新設し、9月1日付でCEOにBoet Brinkgreve氏を任命した。フレグランス中心に事業の拡大を担う。

 リシュモン傘下のブランドのうち、フレグランスを展開するのは、「クロエ(Chloé)」「カルティエ(Cartier)」「ヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)」「ダンヒル(dunhill)」など。一部のブランドはコティ(Coty)やインターパルファム(INTER PARFUMS)とのライセンス契約のもと製造販売を行っている。CEOに任命されたBrinkgreve氏は、世界の2大香料メーカーのひとつであるフィルメニッヒ(Firmenich)からリシュモンに入社し、アメリカ、中国、ヨーロッパで、化学薬品やフレグランスなどのキャリアを積んできた。

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 リシュモングループの会長であるヨハン?ルパート氏(Johann Rupert)は新設部門について「すでにフレグランスに携わっている6つのメゾンが、業界での存在感が発揮できるよう、フレグランスとビューティの専門部門を新設した。メゾン全体のリソースを活用したプラットフォームで、洗練された作品と有望なライセンスの開発を支援する」とコメント。任命について「Brinkgreve氏の役割は、メゾンが大規模な市場で潜在能力を発揮できるように、顧客ベースを拡大しながらニーズを満たす、メゾンの能力を強化するのに力になる。彼のフレグランス業界に関する深い知識や実績、持続可能な原料調達への取り組みは、グループにとって注目に値する人材になると確信している」と加えた。

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