カエルムが雑誌「CYAN」を子会社化、グループ企業価値の向上を目指す

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雑誌シアンの表紙（左：女優の永野芽郁、右：ダンサーのアオイヤマダ）

Image by: カエルム

　「NYLON JAPAN」や「HIGHSNOBIETY JAPAN」などのマガジンを発行するカエルムが、ビューティ＆ファッション雑誌「シアン（CYAN）」の10周年を機に、子会社「シアン株式会社」を4月3日に設立する。新会社の代表取締役はカエルムの代表取締役戸川貴詞が兼任し、常務取締役にはシアン初代編集長の鈴木暁が着任する。

　シアンは、「さまざまな青文字系雑誌に影響を受けたファッション感度の高い人たちに向けた新しいブルー系のコミュニティ」として2014年4月30日に誕生。メディアとしての機能だけでなく、多くの企業やブランド、サービス、クリエイターとコラボレーションしながら、雑誌出版を主軸にイベント企画やファッション関連の商品開発、インフルエンサーPRなど多種多様なサービスを提供してきた。

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　新会社シアンは、「CYANブランド」を活用した新たな事業展開の推進を目的とし、同社の強みを活かしカエルムを含めたグループ企業価値の向上を目指していく。「CYAN10周年プロジェクト」第1弾として、スキンケア＆ライフスタイルブランド「スタジオロンジー（STUDIO LONGY）」とコラボレーションした「CYAN×STUDIO LONGY フェイス＆ヘア美容オイル」（30mL、税込4400円）を3月29日に発売するほか、エターナルと共同した新しいタイプのヘアサロン「シアン（CYAN）」を2024年冬に開業する。また今後は、アジア圏も視野に入れたグローバルなファッション?ライフスタイルアイテムの開発、アートギャラリーの運営、広告プランニングや制作、インフルエンサーPR事業など、シアンだからこそ叶う、新しい時代に合わせたコミュニケーションサービスを拡充していくという。