
キャス キッドソン丸の内店(2010年撮影)
Image by: FASHIONSNAP
「キャス キッドソン(Cath Kidston)」が、日本に再上陸する。「プラザ(PLAZA)」などを運営するスタイリングライフ?ホールディングス(以下、SLH)が、英国発ライフスタイルブランド「キャス キッドソン(Cath Kidston)」の日本市場における独占輸入販売権とライセンス権を取得。2024年秋冬シーズンから、直営店舗、公式ECサイト、プラザなどで順次展開していく。
キャス キッドソンは、イギリス人デザイナーのキャサリン?イザベラ?オードリー?キッドソン(Catherine Isabel Audrey Kidston)が1993年にスタート。ユニークなフラワーやアニマルプリントを施したアパレル、インテリア、ライフスタイルアイテムなどを展開している。同ブランドは2002年に日本へ初上陸し、2010年までユナイテッドアローズが、2011年からサンエー?インターナショナルが日本事業を担当。2015年以降はイギリス本社100%出資の日本法人 キャスキッドソンジャパンがブランドを運営していたが、2020年4月に新型コロナウイルスの影響で自己破産した。また、ブランド自体は、昨年3月に英国の衣料品小売業者ネクスト?ピーエルシー(Next Plc)に買収された。
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SLHは、昨年秋に「PLAZA NEWSSTAND 赤坂店」でキャス キッドソンと「ハリー?ホ?ッター」のコラボアイテムを国内で独占販売。同商品が反響を呼んだことを受け、今回の取得に至ったという。SLHは今後、同社の小売ビジネス及びブランドセレクトの経験やノウハウを活かし、キャス キッドソンの日本市場でのさらなる認知拡大を目指す。また、サブライセンシー各社と共に日本独自のアパレル、雑貨カテゴリーの商品開発?展開にも注力し、その一部をアジア諸国にも展開していくという。
また、同社は中長期戦略の中で、新たな事業領域への挑戦を重点施策の一つに位置付けており、今後は同ブランドのデザインチームと連携し、ポップなテイストにキャス キッドソン独自のスタイルを融合させたアイテムを製作予定。これまでの顧客をはじめ、若年層にも魅力を届けられるよう、新たなビジネス創出を目指していく。また、2019年に伊藤忠商事が取得した「キャス キッドソン」のコスメ?化粧品分野の日本市場における展開は引き続き伊藤忠が輸入し、専門商社である東京堂を通じて、バラエティーストアやドラッグストアなどで販売する。
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