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「テッドベイカー」、オンライン含む北米全店舗閉鎖へ 破産申請を受けて

表参道 フラグシップ店 店舗の外観(2016年撮影)

Image by: FASHIONSNAP

表参道 フラグシップ店 店舗の外観(2016年撮影)

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「テッドベイカー」、オンライン含む北米全店舗閉鎖へ 破産申請を受けて

表参道 フラグシップ店 店舗の外観(2016年撮影)

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 先月英国内での赤字店舗閉鎖と人員削減を発表した「テッドベーカー(TED BAKER)」が、アメリカとカナダを含む北米全店舗および両地域のオンラインストアを閉鎖する見込みだと、複数の海外メディアが報じた。

 同ブランドの北米エリアを運営するテッドベーカー カナダ(Ted Baker Canada)とテッドベーカー インク(Ted Baker Inc.)からなるテッドベーカーグループ(Ted Baker Group)は、2024年4月24日にニューヨークの米国破産裁判所に破産を申請。それに伴い、米国内の31店舗とカナダ国内の9店舗を閉鎖するほか、両地域のオンラインストアも閉鎖予定であると報じられている。現在テッドベーカーの北米向け公式サイトでは、トップページに「北米店舗全店で20?40%オフの最終セールを実施中」である旨が記載されているものの、店舗情報ページからは既に全店舗の情報が削除されており、オンラインストアへのアクセスもできなくなっている。

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 同ブランドは、イギリス?グラスゴーのシャツ専門店として1987年に創業。2022年には、「バーニーズ?ニューヨーク(Barneys New York)」や「フォーエバー 21(FOREVER 21)」「リーボック(Reebok)」などを傘下に収める米ブランド管理会社のオーセンティック?ブランズ?グループ(Authentic Brands Group)が約2億1100万ポンド(約340億円、2022年8月16日時点)で買収した。その後、英国内の店舗運営はNo Ordinary Designer Label (NODL)が担ってきたが、2024年3月、同社の経営破綻により管財人を指名する意向が報じられ、先月イギリス国内の15店舗の閉鎖と245人の人員削減を行うことを発表していた。

最終更新日:

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