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日本ロレアルの研究所が“空気と花”だけでエッセンスが得られる新技術を発表 繊細な香りの抽出が可能に

Image by: 日本ロレアル

 ロレアルグループの日本ロレアル リサーチ&イノベーション ジャパンが、コスモ?インターナショナル?フレグランスとの独占提携により、自然界の香りをそのままの姿で捉える革新的な香料抽出技術「オスモブルーム?(Osmobloom?)」を発表した。花の本来の香りを環境負荷を最小限に抑えながら抽出する方法で、これまで難しかった繊細な香りの抽出を可能にする。

 オスモブルーム?は、コスモ?インターナショナル?フレグランスによる9年間の研究から生まれた独自のエアキャプチャー技術を採用。この技術は、新鮮な花や果実など天然素材が自然に放つ香りの揮発性分子を、空気の流れで優しく包み込み、そのまま抽出することでエッセンスを得る。開花した花から香る分子を香料捕捉媒体として機能する液体に固定するため、”空気と花”によってエッセンスが誕生する仕組みだ。この技術により、摘みたての花の香りをそのまま瓶に閉じ込めたような、ピュアで自然な香りの再現が可能になった。コスモ?インターナショナル?フレグランス ゼネラルマネージャーのヤニック?マエストロは「私たちの9年間の研究は、自然が織りなす香りをそのままの形で、持続可能な方法で抽出することを理想とし、追求してきました。その鍵を握るのは、空気の流れだと気づいたのです」と語る。

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 また、同技術は加熱や冷却を必要とせず、家庭用コンセントからの電力だけで作動する環境に配慮。低エネルギーで水も使わないため、原料となる花畑の近くで抽出作業を行うことができる。花びらに触れることなく香りを抽出するため、花びらはそのまま残り、他の香料や化粧品成分の抽出に再利用できる点も特徴で、環境負荷を最小限に抑えた持続可能な技術として期待されている。

 加えて、これまで抽出が不可能だった繊細な香りの花や果実にも適用可能。現在はチュベローズをはじめ、10種類以上の天然香料の研究が進められ、希少なエッセンスはロレアルのフレグランスにおいて独占的に使用できる。ロレアル フレグランス イノベーション ディレクターのパトリシア?ソワイエは「コスモ?インターナショナル?フレグランスとのパートナーシップによって、香りの創造に無限の可能性が広がりました。オスモブルーム?が生み出すエッセンスは、これまでの天然香料とは全く異なる、驚くほど自然でピュアな香りです」とコメントしている。

最終更新日:

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