ADVERTISING

プラダ?グループがリノ?マストロットの株式10%を取得 革製品の供給体制強化へ

ロゴ

プラダ?グループが展開する「プラダ」のロゴ

Image by: FASHIONSNAP

ロゴ

プラダ?グループが展開する「プラダ」のロゴ

Image by: FASHIONSNAP

プラダ?グループがリノ?マストロットの株式10%を取得 革製品の供給体制強化へ

ロゴ

プラダ?グループが展開する「プラダ」のロゴ

Image by: FASHIONSNAP

 プラダ?グループが、イタリアの高級レザーの大手サプライヤー リノ?マストロット(Rino Mastrotto)の発行済株式10%を取得すると発表した。ラグジュアリー市場での競争力を高めるための戦略的なパートナーシップ強化の一環で、革素材の供給強化が目的とみられる。

 リノ?マストロットは年商約3億6000万ユーロ(約600億円)、従業員数は世界5大陸で1300人以上を有する世界有数の高級革素材サプライヤー。伝統的ななめし革の製造からスタートし、後にファッションや家具、自動車向けなど多分野へ拡大した。

ADVERTISING

 同取引は、プラダ?グループが株主となっているコンツェリア?スペリオーレ社(Conceria Superior S.p.A.)の未購入分の株式とタンネリー?リモージュ(Tannerie Limoges)の全株式を取得した上でのリノ?マストロットへの現物出資および現金の追加出資が含まれる。2025年第2四半期末から第3四半期初め頃(6月末から7月初め頃)に取引が完了する予定。具体的な金額が明らかになっていない。

 コンツェリア?スペリオーレ社は1960年代に創業。数多くのタンナーが集まる革の街として知られるサンタ?クローチェ?スッラルノ地区の重要企業のひとつと位置付けられている。カーフスキン加工に特化しており、職人技術の伝統や技術革新、サステナビリティが高く評価されている。プラダ?グループは2022年9月に同社の株式43.65%を取得したことを発表した。

 タンネリー?リモージュは70年以上の歴史を持つフランスの老舗タンナー。ラムスキン加工を専門とし、特にプランジェ?ナッパレザーの加工において卓越した技術を有する。2014年に同社の過半数株式を取得している。

最終更新日:

ADVERTISING

プラダ?グループが展開する「プラダ」のロゴ

Image by: FASHIONSNAP

現在の人気記事

NEWS LETTERニュースレター

人気のお買いモノ記事

公式SNSアカウント