
各地で制作された作品が一堂に

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繊研plus【パリ=松井孝予通信員】ユニクロのル?マレ店で、チャリティーTシャツプロジェクト「ピース?フォー?オール」によるインスタレーションが開かれている。パブロ?ピカソの『花束を持つ手』をモチーフにしたTシャツの発売を記念し、3月にパリ?ピカソ美術館でワークショップがスタート。ニューヨーク拠点のNPO(非営利組織)アートリューションとの共同企画で、誰でも参加できるイベントとして世界25都市で開催。各地で制作された作品がパリで一堂に展示された。
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ワークショップでは、各都市のアーティストがキャンバスに「手と花」を描き、参加者が自由に描いた絵をコラージュして一つの作品を完成させた。地域ごとにアプローチは異なり、ニューヨークではホームレス支援団体と、ロッテルダムでは特別支援学校と、ベルリンでは地元アーティストと難民アーティストが協働。アーティストたちそれぞれの文化やコミュニティーを反映。参加者は2000人を超えた。
アートリューションは、アートを通じて難民や紛争被害者を含む困難な状況にある人々の自己表現とコミュニティー再生を支援している。創設者マックス?フレイダーさんは、参加した子供たちが絵に添えた「平和は必ずしも美しい顔をしているとは限らない。ゆがんだ線や声の中に現れる」との言葉を紹介しながら、「見れば見るほど新しい発見がある。素晴らしい体験だった」と振り返った。
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