「メゾンマルジェラ GINZA SIX」が拡張リニューアルオープン　国内3番目の広さに

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メゾンマルジェラ GINZA SIX

Image by: FASHIONSNAP

　「メゾンマルジェラ（Maison Margiela）」が、8月8日にギンザシックス（GINZA SIX）店をリニューアルオープンした。従来の約170平方メートルから313.57平方メートルに拡張し、「メゾンマルジェラオモテサンドウ」「メゾンマルジェラトウキョウ」に次ぐ国内3番目の面積の店舗として生まれ変わった。新コンセプトに基づく内装には、メゾンの美学が随所に散りばめられている。

　今回のリニューアルでは、新コンセプトに基づいて壁や床にトラバーチンを採用し、カーブを描く温かみのあるインテリアへと刷新された。エントランス正面の壁面には、メゾンの象徴である4本の白いステッチをモチーフにしたネオンが輝き、天井中央は光幕に包まれ、明るい空間が来店者を迎える。

　店内奥には、パリ本社のエントランスにも飾られているアイコンシューズ「タビ」の木型をディスプレイ。鏡や什器には、メゾンのコードである"デコルティケ（核となる構造を露わにするテクニック）"のアイデアを採用し、パネル状にカットされたユニークなデザインとなっている。フィッティングルームは、深みのあるダークグリーンを基調にした落ち着いた雰囲気で、明るい店内とのコントラストが印象的。ゆっくりと買い物を楽しめるVIPルームも完備している。

　取り扱い商品は、ウィメンズとメンズ、オールジェンダーのウェア、シューズ、バッグ、アクセサリーに加え、「ジェントルモンスター（GENTLE MONSTER）」とのコラボレーションによるアイウェアや、「レプリカ（Replica）」フレグランスもラインナップ。

　オープン時には、新作の2025年秋冬「アヴァン?プルミエール」コレクションを展開。英国のヘリテージを再解釈したタイムレスなスタイルを軸に、"Loved To Death"をキーワードに着用によって生まれる経年変化や長年愛用された痕跡を表現したディテールが随所に施されている。日焼けしたような風合いのトップスや、着用によるシワを再現したアウターなど、マルジェラらしいひねりの効いたディテールが光る。

　またリニューアルオープンを記念し、同コレクションからダブルカシミアコート（137万2800円）をギンザシックス限定販売。イングリッシュ?ヘリテージに着想を得た、上質なダブルフェイス仕立てでほどよいゆとりを持たせた一着となっている。また、レオパードプリントの「5AC」バッグの新作（48万5100円、50万6000円、56万1000円）を先行販売。"Loved To Death"のコンセプトを反映し、使い込まれたかのようにソフトな質感とカーフヘアーのレオパードプリントがモダンな存在感を放つ。

　さらに8月8日から11日までの期間中は、対象となるスモールレザーグッズの購入者に、イニシャル刻印のデボスサービスを提供する。特別なショッピング体験を通じて、メゾンの最新の世界観を堪能できる新たな空間が銀座に誕生した。

最終更新日: 2025年08月08日