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米科学誌が、米ノートルダム大学とインディアナ大学のチームが行った研究で、再利用型生理用品からPFAS(有機フッ素化合物)が検出されたと発表した。
PFASは、ペルフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物の総称。1万種類以上の物質があるとされており、防水スプレーやフライパンのフッ素加工など幅広い用途で使用されてきた。これらの物質は難分解性、高蓄積性、長距離移動性などの性質を持ち、人体や生態系への影響が懸念されることから、日本国内では規制やリスク管理に関する取り組みが進められている。
同研究では、生理用下着や再利用可能なナプキン、月経カップなど、計59点の再利用型生理用品を対象に分析。すべての製品にPFASが検出されたことに加えて、33%の生理用ショーツ、25%の再利用可能なナプキンに、意図的な添加と判断される高濃度のPFAS(総フッ素量110ppm超)が確認された。試験対象製品は北米、南米、ヨーロッパなど複数の市場から調達され、いずれの市場にも高濃度のPFASを含む製品が少なくとも1点は含まれていた。
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