庭園が“ジャングル”に 「メゾン マルジェラ」が新プロジェクト第1弾を韓国で披露

Maison Margiela Hannam Flagship Boutique
Image by: FASHIONSNAP

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庭園が“ジャングル”に 「メゾン マルジェラ」が新プロジェクト第1弾を韓国で披露

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「メゾン マルジェラ(Maison Margiela)」が、9月3日から韓国?漢南の旗艦店「Maison Margiela Hannam Flagship Boutique」で開催するインスタレーション展「Elsewhere, Rhema, Open Torso」をメディア向けに先行公開した。
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自然と人工の融合、未開の森林を再現
同展では、「メゾン マルジェラ」の新プロジェクト「メソ?ン マルシ?ェラ ライン 2(Maison Margiela Line 2)」の第1弾として、ヴィシ?ュアルアーティスト ヒーミン?チョン(Heemin Chung)と音響テ?サ?イナー シ?ョユル(Joyul)がコラボレーションしたインスタレーションを展開。20世紀後半に建てられた西洋式韓国家屋と庭園を活かした空間を特徴とするMaison Margiela Hannam Flagship Boutiqueの店舗を舞台に、人工的な庭園空間を未開の森林のように演出した。

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展示タイトルの「Elsewhere(どこか他の場所)」は「庭園内に森林を知覚する感覚」を、「Rhema(レーマ)」は「ジョユルの音響がヒーミン?チョンの彫刻を通して“物質化”する瞬間」を、「Open Torso(開かれた胴体)」は「ヒーミンの穿孔された彫刻が周囲を吸収し、風景と通路に変化する様子」という感覚を指し、「メゾン マルジェラ」の2025年秋冬「アヴァン?プルミエール」コレクションのテーマとも連動した意味を持つ。とても深く何かを愛するということは、自分自身を“他者に向けて完全に開く”という経験を意味するという考えから、過去と現在が物語によって繋がり、同じ場所が全く違って感じられる「開かれた場所」になるというイメージを表現したという。

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店舗のファサードには、ヒーミンが手掛けた銅の彫刻群「In the Wake of Reflections(反射の目覚めの中で)」を店舗の1階と2階テラスを包み込む蔓のように大胆に配置。蔓の末端部分のトランペット状の開口部からは、ジョユルによる音響作品を流すことで、庭園に熱帯のムードをもたらした。このほか、店内にも両者による作品が点在し、アートに包まれた店舗空間が生み出されている。

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最終更新日:
??Elsewhere, Rhema, Open Torso
開催期間:2025年9月3日(水)?28日(日)
営業時間:11:00?20:00
会場:Maison Margiela Hannam Flagship Boutique
所在地:657-91 Hannam-dong, Yongsan-gu, Seoul
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