
キーヴィジュアル
Image by: Pitti Immagine Uomo
現地時間2026年1月13日から16日まで開かれる「第109回ピッティ?イマージネ?ウオモ(Pitti Immagine Uomo、以下ピッティ)」の概要が発表された。東京?神宮前のTRUNK(HOTEL)で行われた会見では、ゲストデザイナーとして期間中の1月14日にファッションショーを行う「ソウシオオツキ(SOSHIOTSUKI)」の大月壮士や「シンヤコヅカ(SHINYAKOZUKA)」の梶浦慎平クリエイティブディレクター、ピッティのラポ?チャンキ(Lapo Cianchi)Chief Communication Officer兼Deputy General Manager、ピッティのイベントコーディネーターであるフランチェスカ?タッコーニ(Francesca Tacconi)、JFWOの古茂田博 事務局長らが登壇。今回から「HI BEAUTY」としてフレグランスとアーティスティック?パフューマリーに特化した新セクションを導入し、ファッション?ライフスタイルとのシナジーを図っていくという。
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左から)ラポ?チャンキ氏、梶浦慎平氏、フランチェスカ?タッコーニ氏、大月壮士氏、古茂田博氏
Image by: Pitti Immagine Uomo
ピッティは、1972年に始まったイタリア?フィレンツェで年2回開催されるメンズウェア見本市。世界最大規模のファッション合同展として知られ、前回は700以上のブランド(うち海外が44%)が参加し、1万3300人のバイヤーを含む2万人以上が来場した。今回も、「ディエチ?コルソ?コモ(10 Corso Como)」や「ビームス(BEAMS)」「ギャラリー? ラファイエット(Galeries Lafayette)」「ブラウンズ(Browns)」などの有力小売店のバイヤーの参加が決定している。
第109回は「MOTION」をテーマに掲げ、ファッション界のダイナミズムと多様なインスピレーションを表現。「ファッションの美しさは、絶え間ない変化、終わりのない動きの中にある」とし、キャンペーンヴィジュアルはフィンランドのファッション誌「SSAW」のChris Vidal編集長とファッションディレクターであるTuomas Laitinenがソウシオオツキのアイテムをスタイリングして撮影した。
新たな取り組みとして、ピッティ会場内に設置される「Fantastic Classic」「Futuro Maschile」「Dynamic Attitude」「Superstyling」「I Go Out」の5つのセクションに加えて、「HI BEAUTY」を開設。桑田悟史が手掛ける「セッチュウ(SETCHU)」がフレグランスを発表したことでも知られる、ピッティ主催のフレグランスの展示会「Fragranze」が大きな成功を収めていることから、新セクションの導入に至ったという。
日本との取り組みも強化。日本のものづくりを国内外に発信することを目指して、日本製商品の認証制度「Jクオリティー(J∞QUALITY)」の出展ブースには、「スパイバー(Spiber)」が初参加。世界に次世代プロテイン繊維素材「ブリュード?プロテイン?(Brewed Protein?)ファイバー」を発信していく。また、経済産業省による「日本製皮革および皮革製品のJAPANブランド海外発信事業」での新たな取り組みとして、「ターク(TAAKK)」の森川拓野をゲストデザイナーとして招へい。国内で生産された皮革を用いたアイテムをピッティで披露する。そのほか、2023年に日本で始まった、スーツ愛好家が思い思いの着こなしで集い、街を闊歩する「背広散歩」がフィレンツェの街を舞台にイベントを開催する。

シンヤコヅカ
Image by: FASHIONSNAP

ソウシオオツキ
Image by: FASHIONSNAP
期間中の大型イベントとして、ソウシオオツキのほか、イスラエル出身デザイナーのヘド?メイナー(Hed Mayner)が手掛ける「ヘド メイナー(HED MAYNER)」、日本から小塚信哉が手掛けるシンヤコヅカがランウェイショーを開催。ソウシオオツキの大月は「メンズウェアの本場であるイタリアの地で、日本の教育しか受けてこなかった自分のクリエイションがどのように受け止めてもらえるのか、自分自身も楽しみにしています」とコメントした。
最終更新日:
??PITTI UOMO 109
期間:2026年1月13日?1月16日
会場:Fortezza da Basso
オフィシャルサイト
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