アーバンリサーチがコロナ禍以降初の展示会開催　新作からサステナ活動まで幅広く紹介

プレスプレビューではアーカイヴの販売も

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プレスプレビューではアーカイヴの販売も

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プレスプレビューではアーカイヴの販売も

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　アーバンリサーチが11月27日、関係者向けに都内でプレスプレビューを開催した。同社が展示会を開催するのは、2020年に発生した新型コロナウイルス感染拡大以降初めて。会場では各レーベルが一堂に集結し、最新コレクションを披露した。

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　アーバンリサーチは、2023年4月に創業2代目の竹村圭祐社長による新体制が始動。今回のプレスプレビューは当初、社内向けに「紙面やプレゼン資料ではなく、実際に新作を見てもらう場」として準備を進めていたが、各レーベルの新作を一挙に公開する場をコロナ禍以降に実施できていなかったことから、併せて外部にも披露する形となった。好評を博した大阪?関西万博の公式ライセンス商品を展示する狙いもあるという。

　会場では「アーバンリサーチ（URBAN RESEARCH）」や「アーバンリサーチドアーズ（URBAN RESEARCH DOORS）」「ザグッドランドマーケット（THE GOODLAND MARKET）」「センスオブプレイス（SENSE OF PLACE）」「ケービーエフ（KBF）」「かぐれ」のほか、9月に立ち上げた新ブランド「テイヤ（Téya）」といった各レーベルがブースを設け、新作を展示。また、ライセンス商品、地域や大学と連動したオリジナル商品、サステナブル活動、キャンプ場「TINY GARDEN 蓼科」の取り組みも紹介するなど、企業理念「すごいをシェアする」を体感できる空間を意識したという。関係者に加えてインフルエンサーも招待し、蕎麦屋発祥のタコス屋「みよし屋」によるタコスも振る舞った。

　竹村社長は、今年一年について「世の中が変化していることを改めて感じた。僕らもいろいろ変わっていかないといけない」と振り返り、来年以降は新たな“体験価値”の創出に力を入れていく。同プレスプレビューでも新たな取り組みとして、同社の若手バイヤーがアーカイヴからセレクトした商品を販売する売り場を設けた。「販売は販売だけ、企画は企画だけというのではなく、みんなでさまざまなことにチャレンジしていく体制にしていきたい」と竹村社長。また、2024年11月にリニューアルした「URBAN RESEARCH KYOTO」を例に、既存店のあり方を変えていく構想も明かした。