高輪ゲートウェイ駅直結の複合施設「TAKANAWA GATEWAY CITY」が3月28日のグランドオープンに先立ち、関係者向けに公開された。同施設の中核を担うのは、ルミネ史上最大規模の商業施設「ニュウマン高輪」。昨年9月までにニュウマン高輪の9割にあたる部分が開業しており、今回は“食”にフォーカスした「ミムレ(MIMURE)」が営業を開始する。
ADVERTISING
2階 1フロア全てが小川珈琲の新業態
ミムレは、TAKANAWA GATEWAY CITYを構成する「ザ リンクピラー 2(THE LINKPILLAR 2)」の2、3階にオープン。2階では、小川珈琲が12のラボラトリーを擁した新業態「OGAWA COFFEE LABORATORY 高輪」を1フロアで出店する。店舗面積は約4000平方メートル。ミムレのクリエイティブディレクターを同社の宇田吉範社長CEOが務めていることも出店のきっかけとなったという。全体設計?環境ディレクションは、ニュウマン高輪のほかのエリアと同様に、SMALLCLONEの佐々木一也が手掛けた。







Image by: FASHIONSNAP
小川珈琲は創業70周年を迎え、今回の新業態では、コーヒー以外にベーカリーやショコラ、デリカテッセン、ジェラート、ワインなど、12のラボラトリーを通じて新たな表現に挑戦。近隣住民のほか、オフィスワーカーやプレミアムレジデンス入居者の利用を想定し、時間や場所にとらわれない楽しみ方として、自由席エリアとフルサービス席を用意しているほか、一部ラボラトリーではテイクアウトにも対応する。





Image by: FASHIONSNAP
各ラボラトリーは、「DLC:052」や「PAN:013」など、温度や時間といった各ラボラトリーに由来する数字と英表記を組み合わせた名前が付けられている。コーヒー&バーや炭火焼き料理を提供するオープンキッチン、デリカテッセンといった他店舗でも提供しているサービスに加えて、同社としても新しい取り組みとなったグロサリーマーケット「KURA:000」や、ワインバー「GLS:125」、ピッツェリア「PIZ:550」、クラフトビールを販売するブリュワリー「TAP:020」といったラボラトリーが揃う。ショコラトリー「CCL:047」ではショコラティエの山内大輔を、ワインバーではバーテンダーの南木浩史に迎えるなど、各ラボラトリーでアドバイザーを起用している。












各ラボラトリーには名称が刻まれたプレートを掲出
Image by: FASHIONSNAP
ライブラリー「HON:273」を導入しているのも、新しい試み。ニュウマン高輪5階に構える大型書店「ブンキツ トーキョー(BUNKITSU TOKYO)」を運営する日本出版販売の子会社ひらくがキュレーションを手掛け、約5000冊の食にまつわる書籍をラインナップする。ラボラトリー内には有料ラウンジスペースを配置し、店内にある書籍をコーヒーや紅茶とともに自由に読むことができる。利用料金は1時間1000円から。半個室も14席用意している(1時間1600円)。









Image by: FASHIONSNAP
ショコラトリーでは、ラボラトリー内で焙煎から加工まで一貫して行うビーントゥバースタイルを採用。パンオショコラなどのベーカリー商品でチョコレートを扱うことはあるが、ボンボンショコラやタブレットといったかたちでチョコレートにフォーカスするのは初めてだという。





Image by: FASHIONSNAP
3階 パティスリーや日本酒専門店が出店
3階では「パティスリィ アサコ イワヤナギ(P?TISSERIE ASAKO IWAYANAGI)」や、同店でシェフパティシエールを務める岩柳麻子によるデセールレストランの新業態「メゾン アス(MAISON AS)」(※4月25日オープン)、商業施設初出店の高級ボトリングティー「ロイヤルブルーティー(ROYAL BLUE TEA)」、全国90以上の蔵元が集う「サケジャンプ(sakejump)」といった8つの専門店が出店する。













パティスリィ アサコ イワヤナギ
Image by: FASHIONSNAP
鈴木和馬ニュウマン高輪店長は、「人の感性によって作り出す価値が人の心を動かす」という考えから、「本質的価値」や、産地や生産者といった「社会とのつながり」、「コミュニティ空間の創出」を突き詰めている企業やブランドを誘致したとミムレについてコメント。
食関連のテナント以外では、五感のうち1つの感覚を閉じ、感覚の広がりを見つめ直すダイアログ?イン?ザ?ダークの体験施設を導入したほか、フロア中央に高さ約6メートルの吹き抜け空間に真鶴半島で採掘した直径約5メートルの岩と雨の演出が楽しめる「翠岩の丘」も見どころ。また、ルミネが自ら運営する都市型アクアポニックス循環型ファーム「アグリコカケルミムレ ボタニカルラボ(AGRIKO×MIMURE BOTANICAL Lab)」を導入し、収穫体験や「Farm to Table」をテーマにしたワークショップを通じて食や生命の循環を体感できる場を設けるなど、テナント賃料に頼らない空間づくりで、既存の商業施設にはない価値訴求を徹底した。「ニュウマン高輪はそういった新たな商業施設の価値に挑戦していくことが務め」と鈴木店長。

翠岩の丘
Image by: FASHIONSNAP
TAKANAWA GATEWAY CITYとは?
TAKANAWA GATEWAY CITYは、東日本旅客鉄道(JR東日本)が品川車両基地跡地に手掛けるまちづくりプロジェクトで、100年先の心豊かなくらしに向けた「地球益」の実現に取り組む実験場と位置付けている。JR山手線の新駅である高輪ゲートウェイ駅直結の「ザ リンクピラー 1」の「サウス」「ノース」を中心に2025年9月にニュウマン高輪が開業、このたび、「ザ リンクピラー 2」でニュウマン高輪 ミムレが開業する。それらに加えて、街の文化創造を担うミュージアム「MoN Takanawa: The Museum of Narratives」、プレミアムレジデンス「TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCE」で構成し、今回のザ リンクピラー 2の開業により街にさらなる賑わいを創出する。なお、ザ リンクピラー 2の1階部分にはギャラリーと、JR東日本系列のフィットネスジム「ジェクサー(THE JEXER)」が入居。4階にはSuicaを診察券として活用して受診できるクリニックがオープンする。

ニュウマン高輪の構成
Image by: ルミネ
最終更新日:
ADVERTISING
RELATED ARTICLE













