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ヨーカドー跡地はどう変わった? イオンモール津田沼サウスを住民目線でパトロール!

Image by: FASHIONSNAP

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 イオン傘下のイオンリテールが、千葉?習志野の京成新津田沼駅に隣接する形で「イオンモール津田沼サウス」を3月18日にグランドオープンしました。地下1階?地上8階の同館は、2024年9月までの46年間、イトーヨーカドー津田沼店があった場所。津田沼のヨーカドーといえば、1980~90年代に長らく全国のヨーカドーで売上高1位を誇り、“津田沼戦争”と呼ばれた小売り競争の主役の一つでした。しかし時は流れ、流通環境の変化から髙島屋、ダイエー、丸井、パルコなどが続々と津田沼から撤退。往時を知る最後のプレーヤーだったヨーカドーも、新津田沼駅を挟んで北側のイオンモール(2003年開業)に若いファミリー層を取られ、撤退したという経緯があります。

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ファミリー向けのノース、若者や子育て卒業世代向けのサウス

右手前が開業したイオンモール津田沼サウス、京成線の線路を挟んで左奥が既存のイオンモール津田沼ノース

 そんなヨーカドー跡地がどうなるのかは、私を含む津田沼住民が非常に気を揉むところでした。これ以上商業が抜けたら、街の活気がさらに失われてしまう。ただ、ヨーカドー閉店後間もなく、千葉をお膝元とするイオンが京成電鉄と提携して新津田沼駅周辺を再開発し、ヨーカドー跡地にもイオンが入るという報道は出ていました。とは言え、イオンは既に駅北側にモールを構えているわけです。「至近距離にイオンモールが2館できても…」と戸惑った住民は私だけではないでしょう。

 というわけで、地元民として街の今後に一抹の不安を感じつつ、イオンモール津田沼サウス(以下、サウス館)を早速パトロールしてきました。実際訪れてみると、既存のイオンモール(ノース館)とはターゲットや使い方が明確に異なっている点に好感。ファミリー層の日常に全振りしていると感じるノース館に対し、サウス館は若者やDINKS、子育て卒業世代も楽しめそうな印象。夏に7階にオープン予定の映画館イオンシネマをはじめ、“体験”に注力している館でもあるようです。これを機に、津田沼の商業が往時の輝きを取り戻すことを願って*、サウス館の見どころを紹介します。

*サウス館開業と同じタイミングで、JR津田沼駅の南側にあった商業施設モリシアの営業再開を、デベロッパーである野村不動産が発表しました。モリシアは2026年3月に老朽化のため閉館。再開発を進めるはずでしたが、建築費高騰などで計画が頓挫。再開発はせずに、2028年を目処に営業再開することにしたようです。

2階 体験型コンテンツ目白押し、ビューティフロア

イオンモール津田沼サウス2階のビューティ売り場の様子
イオンモール津田沼サウス2階のビューティ売り場の様子
イオンモール津田沼サウス2階のビューティ売り場の様子
イオンモール津田沼サウス2階のビューティ売り場の様子
イオンモール津田沼サウス2階のビューティ売り場の様子
イオンモール津田沼サウス2階のビューティ売り場の様子
イオンモール津田沼サウス2階のビューティ売り場の様子
イオンモール津田沼サウス2階のビューティ売り場の様子
イオンモール津田沼サウス2階のビューティ売り場の様子

デパコスからプチプラまで幅広く揃える2階ビューティ売り場

 京成線コンコースにつながるサウス館の顔である2階は、ビューティ売り場です。“デパコス”(百貨店化粧品ブランド)から“ドラバラ”(ドラッグ&バラエティショップ)系プチプラコスメ、さらにオーガニックコスメまで、幅広い品揃えはインパクトあり。デパコスは、イオンが手掛ける編集売り場「コスメーム(Cosmeme)」の中で、「ディオール(DIOR)」「シュウ ウエムラ(shu uemura)」「ナーズ(NARS)」などを展開。イオン自ら手掛けるZ世代向け化粧品「ソッコービューティー(Sokko beauty)」には、カラフルなフェイスパックや韓国系コスメがズラリと並びます。

 目を惹いたのが、ミニチュアサイズのコスメが景品となったUFOキャッチャーや、1プッシュ200円でその場で試せる香水の自販機です。これぞまさに、体験価値を詰め込んだ売り場作り。ターゲットど真ん中の高校生男女が、楽しそうにUFOキャッチャーをのぞいていたのが印象的です。オーガニックコスメのコーナーには、マッシュホールディングスが輸入販売するニュージーランド発の洗剤ブランド「エコストア(ecostore)」の量り売りもありました。

1階 角打ちは23時まで、入り口すぐにリカーショップ

イオンモール津田沼サウス1階のリカーショップ画像
イオンモール津田沼サウス1階のリカーショップ画像
イオンモール津田沼サウス1階のリカーショップ画像
イオンモール津田沼サウス1階のリカーショップ画像
イオンモール津田沼サウス1階のリカーショップ画像
イオンモール津田沼サウス1階のリカーショップ画像

1階入り口すぐはイオンリカーによる酒売り場

 地下1階と1階は主に食品スーパーの「イオンスタイル」ですが、1階入り口すぐはリカーショップ。その売り場配置と品揃えの豊富さに面食らいました。イオンリカーが運営しているそうで、ワインを中心にクラフトビールやウィスキー、日本酒、ジンなどが揃います。ワインはナチュールや5大シャトーもありました。この売り場の最大の特徴が、中央のバーカウンターや奥のスタンディングスペースで角打ち(酒屋の店頭で、購入した酒をその場で飲むこと)を楽しめる点。購入したボトルを開けてもらうもよし、試飲マシンからグラス1杯300円で買うもよし。バースペースでは、有名ソムリエなどが来店する試飲イベントも定期的に行っていくそうです。

 地元民として嬉しいのが、角打ちが23時まで営業している点です。津田沼に引っ越して以来、仕事帰りにどこかで1杯飲んで、頭をリセットしてから帰ることがめっきり減りました。なぜなら、遅い時間でも開いていて、女性1人でも入りやすい店の選択肢が、この街には本当に少ないのです…!そういう意味で、この角打ちは大変貴重。ワイン通の知人などは「イオンリカーに面白いお酒なんてないでしょ」とにくたらしい反応をしていましたが、お酒を飲む場の選択肢を切実に求める地元民として、この角打ちを私はしっかり買い支えていきたいと思います。

6階 呑んべえも満足できる飲食店街

イオンモール津田沼サウス6階の飲食店街の様子
イオンモール津田沼サウス6階の飲食店街の様子
イオンモール津田沼サウス6階の飲食店街の様子
イオンモール津田沼サウス6階の飲食店街の様子
イオンモール津田沼サウス6階の飲食店街の様子
イオンモール津田沼サウス6階の飲食店街の様子

船橋発のワインバル、八十郎商店

 6階は飲食店街です。津田沼にもとからあったイオンモール(ノース館)の3階にも飲食店街はありますが、どこも定食系かファミリー向けレストランの趣で、酒好きな我が家の琴線には全く触れません。しかし、サウス館の6階は呑んべえでも楽しめそうな店が多いのです。習志野の隣、船橋発のワインバルである八十郎商店や、新潟発の寿司居酒屋の佐渡弁慶のほか、大衆酒場やもんじゃ焼き店などが揃っています。麻辣湯の店は若い女子たちを惹きつけ、蕎麦屋では熟年夫婦と思しき2人組がお猪口をかたむけていました。佐渡弁慶などは個室もあって、会社の歓送迎会や親戚の集まりなどにも利用できそうです。

他フロアも写真で紹介

【アパレル?雑貨】

イオンモール津田沼サウスのテナント画像
イオンモール津田沼サウスのテナント画像
イオンモール津田沼サウスのテナント画像
イオンモール津田沼サウスのテナント画像
イオンモール津田沼サウスのテナント画像

アンドエスティHDの「グローバルワーク」

【体験型コンテンツ】

イオンモール津田沼サウスのテナント画像
イオンモール津田沼サウスのテナント画像
イオンモール津田沼サウスのテナント画像

ゲームセンター「GiGO」の内装デザインは、覆面アーティストのCOIN PARKING DELIVERYが担当。店頭イベントも積極的に行っていく模様。隣接するたい焼き屋でCOIN PARKING DELIVERY仕様の真っ青なたい焼き(600円)も販売中

【食品スーパー】

イオンモール津田沼サウスの食品スーパー画像
イオンモール津田沼サウスの食品スーパー画像
イオンモール津田沼サウスの食品スーパー画像
イオンモール津田沼サウスの食品スーパー画像
イオンモール津田沼サウスの食品スーパー画像
イオンモール津田沼サウスの食品スーパー画像
イオンモール津田沼サウスの食品スーパー画像
イオンモール津田沼サウスの食品スーパー画像

イオンとして、2025年から大阪で導入していた肉売り場「ミートパーク」を東日本で初展開

最終更新日:

FASHIONSNAP ディレクター

五十君花実

Hanami Isogimi

1983年愛知県出身、早稲田大学政治経済学部卒。繊研新聞記者、WWDJAPAN副編集長、編集委員を経て、25年10月から現職。山スキー、登山、ラン、SUPを愛するアウトドア派。ビジネスからクリエイション、ライフスタイルまで、多様な切り口でファッションを取材。音声、動画、コミュニティーなど、活字以外のアウトプットも模索中。

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