

? メイクトレンドに大きな影響を与えるのが、俳優やアイドルなどスターたちのヘアメイク。最新メイクトレンドとは?韓国と中国のスターのヘアメイクと、トレンドの作り手であるヘアメイクアップアーティストの発信とともに紹介します。
ADVERTISING
韓国はコーラルチークやリボンヘアでキュートに回帰
K-POPはここ数年、女性が憧れるかっこいい女性像を指す“ガールクラッシュ”が流行し、クールなメイクがトレンドでしたが、今年の春夏は可愛らしい雰囲気に回帰。特に印象的なのがチークで、「NMIXX」のソリュンや「LE SSERAFIM」のチェウォンのように、ピンクやコーラルカラーを丸く入れて、愛らしさを演出しています。
オーバーリップと束感をしっかり出したまつげも、アイドルメイクには欠かせません。リップは上唇を拡張するイメージでオーバーにぼかすことで、形を整え、顔の縦幅を短く見せる効果があります。また束感のある”セパレートまつげ”は、自まつげをピンセットで束ねて作る方法が有名ですが、より簡単に真似するなら、IUや少女時代テヨン、NMIXXなどアイドルのヘアメイクを担当するソ?オク=ヘアメイクアップアーティストがYouTubeチャンネル「OK Beauty」で紹介した方法がおすすめ。一束ずつの付けまつげをつけた上からマスカラを重ね、自まつげとなじませてセパレートしています。
ヘアスタイルでは派手なカラーリングのアイドルが減り、全体的に落ち着いた髪色が好まれています。カラーが落ち着いた一方で、ヘアアレンジで個性を出すように。ヘアトレンドもキュートなムードで、「ツインテール」「お団子」「リボン」が3大トレンド。
ツインテールは頭の高い位置で結ぶのが人気で、三つ編みにしたり、波巻きにしたりと更にアレンジを加えることも。特に話題になったのはBillieの日本人メンバー、TSUKI(ツキ)のコロネツインテール。このほか、頭の高い位置にふたつお団子を作るヘアも人気です。
リボンは韓国アイドルのヘアスタイルの定番アイテムですが、今はキュートな使い方が注目されています。頭の横幅ほどもある”デカリボン”はステージでも存在感抜群。ミニリボンをランダムに結んだTWICEナヨンのようなアレンジは、小さいリボンをバランスを見ながらいくつか付ければ真似できそうなので、初心者でも簡単です。
中国女子の憧れは上品でムードのある目元がポイント
中国ではアイドルやスターの”真似メイク”がSNSで大人気。特に真似されることが多い憧れアイドルが、元SNH48の鞠婧禕(Ju Jingyi)です。彼女の高貴で儚い雰囲気は目元が重要。担当ヘアメイクアップアーティストのLiu钊見によると、眉尻は眉頭より低く下がるように描き、眉上はコンシーラーで縁を整えます。眉下は足りない毛を書き足すのみにすれば、ナチュラルで色気のある”柳眉”に仕上がります。

鞠婧禕のWeiboより

靓仔小劉Liu钊見のREDより
昨年大きな話題になったのが、女優の欧阳娜娜(Nana)のメイクアップ。このメイクを手掛けたヘアメイクアップアーティストの揚単も一気に有名人に。彼女が最近担当したのが、女性グループTHE9の元メンバー虞書欣(Esther Yu)のプロモーション写真も話題。「3CE」のアイシャドウパレットを使ったピンクメイクは、上品で色っぽい仕上がりが特徴。ラメライナーをダブルラインに使用している点などもSNSで注目を集めました。

揚単のREDより

「3CE STYLENANDA」のWeiboより
中国女子の間でもK-POPアイドルは注目の的で、BLACKPINKや、iveウォニョン、aespaウィンターらが特に真似メイクの対象となっています。そして最近人気が急上昇しているのが、新曲「TOMBOY」が話題になった(G)-IDLEのミンニ(Minnie)。ダークなブラウンカラーを用いた囲み目メイクが中国でヒット中。さらに、ヘアスタイルも合わせてまで完コピする人が絶えません。

REDの検索画面より

REDの検索画面より
最終更新日:
青山学院大学文学部卒業。産経新聞社サンケイスポーツ編集局記者職を経て、「WWD BEAUTY」記者として中国や欧米などの海外美容市場やビューティテック、スタートアップなどを中心に取材。2020年4月に独立し、現在は美容業界情報を中心に若者トレンドや中国市場に関する記事を執筆。
(編集:平原麻菜実)
ADVERTISING
PAST ARTICLES
【最新アジアビューティ】の過去記事
RELATED ARTICLE
関連記事
足球即时比分,比分直播
アクセスランキング

Maison Margiela 2026 Spring Summer

Yohji Yamamoto 2026 Spring Summer

noir kei ninomiya 2026 Spring Summer

JUNYA WATANABE 2026 Spring Summer

COMME des GAR?ONS 2026 Spring Summer