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「ジャンポール?ゴルチエ」同門出身のグレン?マーティンスをゲストデザイナーに迎えたクチュールショー、"ゴルチエイズム"を現代に

Image by: Jean Paul Gaultier

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「ジャンポール?ゴルチエ」同門出身のグレン?マーティンスをゲストデザイナーに迎えたクチュールショー、"ゴルチエイズム"を現代に

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 「ワイ?プロジェクト(Y/PROJECT)」のグレン?マーティンス(Glenn Martens)をゲストデザイナーに招聘した「ジャンポール?ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)」が、2022年オートクチュールコレクションを発表した。同ブランドがゲストデザイナーを迎えて新作を披露するのは、昨年7月に発表された「サカイ(sacai)」の阿部千登勢に続き2回目。

 現在、ワイ?プロジェクトと「ディーゼル(DIESEL)」のアーティスティックディレクターを務めるグレン?マーティンス。アントワープ王立芸術アカデミーを卒業後の2008年頃、ジャンポール?ゴルチエのウィメンズのプレコレクションとメンズウェアレーベル「G2」のジュニアデザイナーとして経験を積むなど、ブランドにゆかりがあることから今回白羽の矢が立った。

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Jean Paul Gaultier 2022年春夏オートクチュール

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Jean Paul Gaultier

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 グレン曰く、「ジャンポール?ゴルチエのヘリテージとサヴォアフェールへのセレブレーション」というコレクションは、創業デザイナーのジャン=ポール?ゴルチエがこれまで築いてきたDNAをベースに、グレンならではの現代的な視点で解釈。ヒップに深く入った「Y」字ラインが特徴のボディコンシャスなドレスや、テクニカルなプリントが施されたメッシュのボディドレスといったピースは、ジャンポール?ゴルチエの大胆でパワフルなエネルギーに呼応しながら、グレン?マーティンスらしいエッセンスも色濃く反映されている。

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 そのほか、ブルトンストライプが見えなくなるほど無数の珊瑚礁の装飾が縫い付けられたセーラー風ニットや、ワイ?プロジェクトでも見られるような肌を覗かせた“変化系“ケーブルニットのドレス、コルセットとレースアップパーツを用いたドレスや薄いチュールを体にまとわせた繊細なドレスなど"ゴルチエイズム”が散りばめられたピースを披露。タフタやベルベットを贅沢に使った造形美が際立つスカルプチュアルなドレスはクチュールならではの豪華さで、モダンなツイストが加わった現代のジャンポール?ゴルチエのクチュールコレクションとしての完成度を高めた。

 クチュールショーの数日前に発表されたワイ?プロジェクト2022年秋冬コレクションでは、ジャンポール?ゴルチエが90年代に発表した裸体プリントが施されたトロンプイユ柄のアイテムをオマージュするなど、今回のプロジェクトへのグレン自身の思い入れの強さも感じさせた。クチュールショーにはゴルチエ本人も姿を見せてフィナーレで抱き合い、かつて同じアトリエで創作に励み、ファッション界で躍進する"愛弟子"に賛辞を贈った。

Y/PROJECT 2022年秋冬

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