七五三掛龍也が花のパワーを享受する 「マルニ」で魅せた表現の新境地

Image by: FASHIONSNAP

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七五三掛龍也が花のパワーを享受する 「マルニ」で魅せた表現の新境地

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 「歌やダンス同様、ファッションも自己表現の一つ」??その言葉通り、Travis Japanの七五三掛龍也さんが色彩豊かな花々を手に、「マルニ(MARNI)」2025年秋冬コレクションを纏う。チューリップを着想源とする新作バッグ「チューリペア(TULIPEA)」を携え、花のようにしなやかで生命力のあるスタイルを咲かせた。

冬の気配に胸が高鳴る、花のエンパワメントとコートの追憶

 シアリングファーを配したロングコートに身を包み、傍らには存在感を放つチューリペアのバッグ。構築的なフォルムと柔らかな質感が共存する造形は、凛々しくも美しい七五三掛さんの佇まいに呼応する。

 「花が大好きなので、チューリップのようなこのバッグを持つとパワーをもらえる感じがします。着こなし全体が引き締まるというか、ワンポイントでおしゃれが完成する。僕にとってバッグは、服同様に主役を張れる重要なアイテムです」。

彼にとって、マルニのコートは自身の“原点”を象徴する特別な存在。
駆け出しの頃の記憶に、今の自分を重ねる。

 「デビューして最初に手に入れたコートがマルニでした。長年大切に着ている、思い入れのある一着です。コートは昔から、自分にとって特別な存在。羽織って街を歩くだけでも気分が上がります。撮影中もその情景を思い浮かべながら、冬が待ち遠しくなりました」。

 彼にとって特別な“コート”という存在に、新たな表情を添えるシアリングファーの温もり。

「ロングコートの前面にこういったディテールってあまりないですよね。マルニらしさもあって、コートとしても新鮮で。着ていてワクワクしました」。

コート 73万8100円、シャツ 14万8500円、パンツ 16万9400円、チューリペア ラージ 39万1600円、シューズ 16万8300円

新しい自分へと誘う、品と遊びが同居するマルニの美学

 大胆に咲き誇る一輪の花が印象的なシャツは、奔放なステッチワークや配色の妙に遊び心が覗く。胸元のフラワーと共鳴するチューリペアのバッグも、装いに統一感を生み出している。 

 「シャツにワンポイント付けるというのは、今まで挑戦したことがなかった着こなし。自分の中に新しいスタイルを見つけた気がします。花に限らず、今後もいろいろなモチーフを楽しんでみたいですね」。

何かが足りない、気分を変えたい━━そんなとき、真っ先に思い浮かぶのがマルニだという。

 「服はもちろん、アクセントにぴったりな小物も多くて。色鮮やかな帽子やマフラーも愛用しています。遊びがあり過ぎるとカジュアルに偏ってしまうけれど、品もありつつ、いい感じに抜け感もある。マルニはそのバランスがすごくいいなと思います」。

 最近はどんな衣装を着ていても、メンバーから「シメっぽいね」と言われることが増えたという。ファッションを通じて、自分らしさが構築されてきたことを実感している。

 「歌もダンスもお芝居も、表現すること全てが好きなんです。それはファッションも同じ。マルニはずっと愛用しているブランドだったので、今回のポップアップイベントやシューティングに参加できて、やりたかったことがまた一つ実現しました。今後もいろいろな形で発信しながら、“表現”を極めていきたいですね」。

シャツ 19万6900円、パンツ 16万9400円、ビジュー 11万8800円、チューリペア スモール 28万4900円、シューズ 16万8300円

最終更新日:

MARNI PLAYFUL BLOOM POPUP
期間:10月8日(水)?10月14日(火)
場所:伊勢丹新宿店 本館1階 ザ?ステージ
所在地:東京都新宿区新宿 3-14-1
時間:10:00?20:00

問い合わせ先
マルニ ジャパン クライアントサービス 0120-374-708(月~金 10:00~19:00)

七五三掛龍也 | RYUYA SHIMEKAKE
1995年6月23日生まれ。2022年にアイドルグループ Travis Japanのメンバーとして「JUST DANCE!」で全世界配信デビュー。ドラマやバラエティなどでも活躍しており、近年の主な出演作として、舞台「ダブリンの鐘つきカビ人間」(2024年)、TVドラマ「私たちが恋する理由」(2024年)、Amazon Originalドラマ「私の夫と結婚して」(2025年)、舞台「ハロルドとモード」(2025年)などがある。Travis Japan 3rd Album が12月3日に発売予定。@ryuya_shimekake_tj

photography: Taku Sugita, styling: Hinata (YKP), hair & makeup: Yushi Tanimoto (JOUER INTERNATIONAL),?text: Urara Kurihara| project management: Riko Miyake, Mone Oyama (FASHIONSNAP)

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