ビジネスにおけるマッチングプラットフォームを展開する「ネストボウル（NESTBOWL）」が、今年で3回目となる限定招待制の交流イベント「NESTBOWL Brand Convention」を開催。イベントには、ラグジュアリーやファッション、スポーツ、ライフスタイルなど幅広い分野から総勢約250人が参加しました。各企業のマネジメントレベル以上が一堂に会する業界交流会で、今年はどんな出会いが生まれたのでしょうか？ 同イベントに潜入し、ビジネスマッチングの最前線をレポートします。
企業と企業の出会いの場、ネットワーキングイベントとは
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個人と企業（B2C）、企業と企業（B2B）を繋ぎ、それぞれの課題解決を目指すマッチングプラットフォームを展開するネストボウルでは、企業同士の“出会いの場”の提供を目的にネットワーキングイベントを企画。業界内での交流はもちろん、通常のビジネスシーンでは出会うことが難しい異業種の上層部と知り合うことができるのも魅力です。同社は月に1回ほどのペースで継続的にイベントを開催しており、前回の大型イベント「NESTBOWL Brand Convention 2024」でも多くのコラボレーションが実現したそう。
Image by: NESTBOWL
LVMHやロレアル、住友商事...進化を続ける交流イベント
今回も会場はお馴染み、トランクホテルのバンケットルーム「ONDEN」。会場内のレイアウトを一新したほか、中央には業界ごとにテーブルを設置し、狙った業界にアプローチしやすくしました。また、前回までの「誰がどこの業界（会社）の人か分かりづらい」といったフィードバックをもとに、ファッションはピンク、スポーツ?アウトドアはブルー、ライフスタイルはグリーン、デジタルはライトブルー、エンターテイメントはイエロー、ラグジュアリーはグレー、それ以外はブラックと、業界ごとに色分けしたネームプレートを用意。業界の垣根を超えた交流を促しました。
参加企業リストには、「LVMH」や「ゴールドウイン（Goldwin）」、「ミュウミュウ（Miu Miu）」、「バーバリー（BURBERRY）」、日本ロレアル、住友商事など、さまざまな業界の有名ブランド?企業がズラリ。会場では、昨年に引き続き「ボランジェ（BOLLINGER）」のシャンパンや「イセカド（ISEKADO）」のビールが並べられたほか、新たに「みなべクラフト梅酒（MINABE CRAFT UMESHU）」が出展。プチスイーツやキッシュなどのフィンガーフードも潤沢に揃い、各々がリラックスしたムードで交流を楽しみました。
Image by: NESTBOWL
また、イベントのゴールドスポンサーを務めるTikTok for Businessが、ネオンカラーに輝くモニュメントを設置。会場に彩りを添えました。このほか、動画とポッドキャストを組み合わせた新メディア「動画ポッドキャスト」を手掛けるバランスドが、ポッドキャストの収録エリアを用意。各企業のマネジメントレベルによる対談がブース内でかわるがわる行われ、収録した動画は後日YouTubeやInstagram、Spotifyなどで公開するそうです。
バランスドによるポッドキャストの収録エリア
Image by: NESTBOWL
TikTok for Businessモニュメント
Image by: NESTBOWL
来場者に訊く参加の狙いとは？
ここでは実際にイベントに参加した人たちの声を紹介。一体どんな思いを胸に参加したのでしょうか？
まずは、今年で3年連続協賛企業として参画している「ワールド?モード?ホールディングス（WORLD MODE HOLDINGS）」の堀井謙一郎取締役。過去のイベントでは、現在同社が取り組んでいるサステナブルに関係する企業と出会い、イベントを共同開催したりするなど、大きな手応えを得られたといいます。「ビジネスはもちろん重要ですが、それ以上に様々なコネクションを作れるということが大きいですね。普段のビジネス活動だけでは接点を持てない方々と出会うことができるというのが、参加を続けている一番の理由です」とコメント。協賛を続けるメリットについては「ブースを構えられるのが大きいです。立ち話や名刺交換だけではそのまま流れてしまうこともありますが、ブースがあればその場で事業内容をしっかり伝えられますから」と話してくれました。
ワールド?モード?ホールディングス 堀井謙一郎取締役
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続いて、 ゴールドスポンサーとしてイベントを支えたTikTok for Business のクリエイティブコンサルタント 本田ロニーさんをキャッチ。これまでは参加者として来場していましたが、今回初めてスポンサーとしてイベントに参画。今年は、TikTokアプリ内で商品の購入や販売が可能になる新機能「TikTok Shop」が実装されるとのことで、イベントを通じてTikTokについて広く知ってもらい、新たなビジネスチャンス創出を目指す姿勢が伺えました。「普段フォーカスしている業種やクライアントだけでなく、TikTokに興味を持っているけどなかなか手を出せていない企業さん、ブランドさんにもどんどんアプローチしていきたい」と本田さん。「『TikTokにはこんなソリューションがあるんですよ』というのをアピールする目的で参画しました。多くの企業にTikTokの今後の可能性を示せたら」と語ってくれました。
TikTok for Business クリエイティブコンサルタント 本田ロニー氏
Image by: NESTBOWL
同じく初めてスポンサーとして出展した高級シガーブランド「ダビドフ（Davidoff）」の横田宏ジェネラル?マネージャーにもお話を聞くことができました。「ラグジュアリーブランドも含めトップマネジメントの方々を招待しているという話だったので。いろんな業界の方々にアピールできる貴重な機会だと思い、スポンサーを務めさせていただきました」と協賛の経緯を説明。このほかにも、1本のシガーを生み出すのに150人もの人が関わっていること、シガーはタバコと比べてタールが入っていない分健康への害が少ないことなど、興味深いお話をたくさん訊くことができました。「作法なんて気にせずに、気軽にエンジョイするというのが本当のシガーの楽しみ方なんです。そういったことも含め、色々な方とお話できればと思っています」と意気込んでいました。
「ダビドフ（Davidoff）」横田宏ジェネラル?マネージャー
Image by: NESTBOWL
今年で3年目となるネットワーキングイベントは大盛況のうちに終了。前回、前々回と行われていた「カフート（Kahoot!）」を用いたクイズ大会を廃止し、ネットワーキングタイム（自由交流時間）のボリュームを増やして開催された今回ですが、「過去最高に一番盛り上がったイベントになったんではないかなと思っています」とネストボウルの田崎CEO。「協賛の企業様にとっても参加者の皆様にとっても満足度の高いイベントになったので、私としても非常に好感触です。今後もブラッシュアップを重ねて、より良いものを作り上げていけたらと思っています」と話しました。次回のイベントについては未定ですが、今後も継続的にイベントを開催していく予定だそうです。
「NESTBOWL」田崎直人CEO（最上段右から4番目）
Image by: NESTBOWL
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