トップ特集?連載ファッション主要ニュースリック?オウエンスが毛皮製品を廃止、ヒューマンメイドが中国に子会社を設立、漫画家 魚豊が今年買って良かったモノ…(12/14?12/20)【5分でわかる主要ニュース】

12月14日?12月20日に掲載したニュース?特集?連載記事から主要トピックをピックアップ。
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目次
リック?オウエンスが「完全ファーフリー」宣言 毛皮製品を廃止

「リック?オウエンス」2026年春夏メンズコレクションより
Image by: ?Launchmetrics Spotlight
- 「リック?オウエンス」が、毛皮製品を完全に廃止した。公式サイトの「ECO AWARE」のページでは「今後も毛皮製品の生産には一切関与しない」という声明を掲載している。
- 同ブランドは過去10年間で毛皮製品の生産を削減してきたが、反毛皮団体「Coalition to Abolish the Fur Trade」によると、同団体による抗議を背景に、今後すべてのコレクションでファーを使用しないことを発表。オンラインストアではミンクおよびビーバーファーのハンドバッグが販売されていたが、現在、削除されている。
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EUが150ユーロ未満の少額輸入品に関税 シーインなど“ウルトラ?ファストファッション”に圧力
- EU(欧州連合)が、2026年7月から越境ECによって持ち込まれる150ユーロ未満の少額小包に3ユーロの定額関税を課す案を採択した。これまで2028年としていた制度改革を前倒して進める。
- 現在、EU域内では、150ユーロ未満の少額小包には関税がかかっていない。新制度では、商品のカテゴリーごとに課税されることになっており、1つの小包の中に異なるカテゴリーの商品が入っていた場合、それぞれに3ユーロずつ徴収される。オンライン購入による全輸入品の93%が対象になるという。
- 今回の課税案は、「シーイン(SHEIN)」や格安越境EC「テム(Temu)」ど中国系ネット通販への対策だとみられる。
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「3COINS」のパルがカンパニー制導入 2029年に分社化へ

Image by: FASHIONSNAP
- パルグループホールディングスが、中核子会社であるパルの組織を2026年3月1日付でカンパニー制に再編する。再編に伴いパルでは、現在の事業部制を廃止し、衣料事業を「パルカンパニー」、雑貨事業、特に「スリーコインズ」事業を「3コインズカンパニー」に移行する。
- 組織再編は、人口減少が顕在化する事業環境において企業価値を一層高め、主力ブランドであるスリーコインズ事業の成長を加速させることを目的に実施。カンパニー制の導入を踏まえ今後は、経営数値の分別管理?把握を徹底した上で、各カンパニーの特性に適した経営施策を実施していく方針だという。
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メゾン マルジェラが初の住宅プロジェクト「メゾン マルジェラレジデンス」を発表

Image by: Maison Margiela
- 「メゾン マルジェラ」が、ドバイを拠点とする不動産開発会社 Alta Real Estate Developmentとパートナーシップを締結し、初の住宅プロジェクト「メゾン マルジェラレジデンス」を発表した。
- 同プロジェクトでは、ブランド初のレジデンスをドバイのパーム?ジュメイラに建設。全25邸の特注ユニットから構成され、ラグジュアリーな居住空間の新定義を建築の視点から提案。イタリアの建築家 カルロ?コロンボ(Carlo Colombo)と共に開発したソファや、テーブル、ベッドといったレジデンス専用コレクション、トラバーチンの家具などを配した。
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コメ兵の子会社セルビーで従業員による横領が発覚 損害額は約1億2000万円
- コメ兵の連結子会社である宝石販売会社のセルビーが、経理責任者の元従業員による現金の私的流用が発覚したと発表した。同社の調査によると、不正行為の損害額は約1億2000万円にのぼるという。
- 当該元従業員は、2025年11月から12月にかけて、セルビーの預金口座から自身の口座への送金等によって現金を私的に流用。本人の申告を受け、社内調査により同件が判明した。
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ヒューマンメイドが中国に子会社を設立 グローバル戦略の一環として

(上場セレモニーにて)クリエイティブディレクターのNIGO??(左)とアドバイザーのファレル?ウィリアムス(右)
Image by: FASHIONSNAP
- HUMAN MADEが、中国に海外子会社を立ち上げると発表した。設立は2026年3月を予定している。
- 同社は、成長戦略の一環として海外事業の拡大を掲げており、なかでも規模の大きい中国を重要市場の一つに位置付けている。子会社の発足は2026年3月を予定しているが、現時点で中国1号店のオープン時期は未定だという。
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スマホ時代に紙の手帳が国内外でヒット 役割は“スケジュール管理”から“人生の記録”へ

ライフログとしての手帳使用例。ハンズ店頭で
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- デジタル全盛の時代に、アナログな紙のスケジュール手帳が売れている??。ここ数年、手帳販売の最盛期である11?12月にこうした話を聞く機会が増えているが、今年も同様だ。
- 「2026年向けのスケジュール手帳の売れ行きは、全店累計で昨年対比10%増ペース。日付が入っていない“ログノート”の売り上げも、同20%増で推移している」と文具を含む生活雑貨を扱うハンズの広報担当者は語る。
- 良品計画の「無印良品」でも、2026年向けの手帳の売れ行きは「昨年対比で10%の伸び」と広報担当者。日付なしのログノートに限れば、「昨年はアイテム数自体が少なかったこともあるが、3.5倍ほどの売り上げ規模になっている」という。
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ケリングが大手ジュエリーメーカー Raselli Francoグループを買収 2032年までに完全子会社化へ

ケリングのロゴ
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- 「グッチ」などを擁するケリングが、ヨーロッパ有数の大手ジュエリーメーカー Raselli Francoグループを段階的に買収すると発表した。まずは2026年第1四半期(1?3月)に株式20%を1億1500万ユーロ(約210億円)で取得し、2032年までに完全子会社化する方針だという。
- Raselli Francoグループは1969年に設立。最先端の製造拠点と、原材料や貴石の調達から研究開発、デザイン、部品生産、組み立て、品質管理に至るまで、バリューチェーン全体を網羅できる独自の幅広い専門知識を持ち、ジュエリーのプロトタイピング(試作品を作る工程)と製造における専門知識とスキルが国際的に評価されている。鋳造とCNC(コンピューター数値制御)機械加工の両方における熟練度は業界で唯一無二とされ、ハイジュエリーとファインジュエリーの生産にとって重要な資産となっている。
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【2025年ベストバイ】漫画家 魚豊が今年買って良かったモノ

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- 今年のお買い物を振り返る「2025年ベストバイ」。今回登場してくれたのは、漫画家の魚豊さん。「チ。―地球の運動について―」や「ひゃくえむ。」などの話題作を手掛ける一方で、実はファッションギークな一面をお持ちです。
- デザイナーズブランドのパンツから名作小説まで、今年買って良かったモノ8点を紹介してくれました。
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