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Image by: FASHIONSNAP(Koji Hirano)

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山本耀司が手掛ける「ヨウジヤマモト プールオム(Yohji Yamamoto POUR HOMME)」2026年秋冬コレクションのランウェイ中央に、2つのパンチングボールが設置されていた。モデルたちはそれらにただ攻撃的な拳を当てるのではなく、時に優しく撫でたり、唇を寄せたりといったジェスチャーを見せ、男たちが対峙しているものや、内面に抱える感情を映し出すようだった。
序盤のセットアップやコートは、抽象的な織り柄やプリントが迷彩の鎧のように身体を包み、ワークウェアのディテールや肩章が強さを強調する。今季はジャンプスーツが多様なバリエーションで登場。中盤では、フォーマルな装いに潰れた空き缶のベストやハットが合わされ、ウールコートにはゴミを思わせる装飾が施されるなど、社会への皮肉めいた視線が垣間見える。圧巻だったのはラストの3ルック。ナイロンをベースにウールの端切れを三層にパッチワークし、さらにオパール加工を施したテキスタイルのアウターに、混沌と美が絡み合っていた。
最後は、ヨウジヤマモトでは珍しい演出であるフィナーレ(モデルのパレード)。映画監督のMichael Pierrard、ラッパーのJolagreen、日本人モデルのUTAといった多様なパーソナリティを持つモデルたちの存在が、コレクションに深みを与えた。
ショーのサウンドトラックには、山本自身が歌う楽曲を起用。中島みゆきの名曲「ファイト」や「愛だけを残せ」などが、日々を戦う男たちの愛の讃歌のように響き渡った。
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